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トップページ環境教育・普及事業こども環境相談室プレスリリース東京地域への修学旅行における環境学習について

環境教育・普及事業
ようこそこども環境相談室へ

プレスリリース

タイトル:東京地域への修学旅行における環境学習について
発表日:平成13年4月27日(金)
出所:財団法人 日本環境協会 こども環境相談室
専務理事 櫻井 正昭
事務局長 大川 孝司
03-5114-1251
担当 佐野 裕隆
03-5114-1258

【概要】

 修学旅行が変わりつつあります。
 これまでの修学旅行は、全員でバスに乗って観光地を巡るものが主流でした。ところが、最近は総合学習の導入により、班毎に「興味をもったこと」もしくは「環境などのテーマを決めて」仕事場などに訪問する学校が急激に増えているので報告します。
 財団法人 日本環境協会では、我が国初の試みとして「こども環境相談室」を開設し、こども達からの環境に関する相談を受けています。こうした取り組みの中で、一昨年は1件であった修学旅行時の訪問は、昨年27件と急増しており、今年度春もすでに23件の訪問を予定しています。
 こども環境相談室は、こども達の「知りたい」というニーズに応えることにより、こども達の環境保全への意識の高揚及び取り組みの一層の伸展を図ることを目的としています。相談には、環境省が創設した登録制度に基づく「環境カウンセラー」の中から応募いただいた方々に「ボランティア相談員」として常駐していただき、当協会の相談担当職員とともに様々な相談に応じることにしています。

【本文】

平成13年度 夏休み前の来訪予定は以下のとおりです(4月27日現在)

日時訪問予定校
4/18富山県の中学校
4/20秋田県の中学校
4/23宮城県の中学校
4/24青森県の中学校
4/25福島県の中学校
5/8新潟県の中学校
5/10石川県の中学校、愛知県の中学校、宮城県の中学校
5/15愛知県の中学校
5/18京都府の中学校
5/23愛知県の中学校
5/24愛知県の中学校、岐阜県の中学校
5/28愛知県の中学校
5/31愛知県の中学校
6/1岐阜県の中学校
6/5愛知県の中学校
6/12愛知県の中学校
6/19三重県の中学校

の生徒さんたち

 

◇『日本環境協会こども環境相談室』の概要◇

(1) 開設日時 毎週月曜日から金曜日までの午後1時から5時まで

(2) 開設場所 財団法人 日本環境協会内

(3) 相談先

  • 手紙 〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-9 ダヴィンチ神谷町2F 財団法人 日本環境協会『日本環境協会こども環境相談室』
  • 電話 03-5114-1258(相談専用)
  • FAX 03-5114-1250
  • 訪問 前もって相談員に連絡し、訪問する日や時間などを決めていただきます。
  • 電子メール [email protected]

(4)相談員(五十音順)
 田中茂氏、内藤定芳氏、林正徳氏、原秀雄氏 、平沢信夫氏

 

参考1.これまでの環境教育事業への取組状況とこども環境相談室開設の経緯

 当協会は、昭和52年3月の設立以来、環境教育事業を活動の柱の一つとして、[1]延べ900回を超える「環境教育研究会(講演会)」の開催、[2]小中高校生を対象とした出版事業及びビデオの作成・提供事業等を行ってきたが、平成7年度以降は、環境庁の委託を受けて、[3]「こどもエコクラブ事業」や[4]「こども葉っぱ判定士事業」などの体験学習型の事業を行っています。
 また、こどもエコクラブ事業等の体験学習型の事業と並行して、ここ数年間、年間400件を超えるこども達からの手紙や電話、訪問相談に対応しており、体験学習以外のプログラムを組合わせることで、環境教育全体のより一層の充実を図ってきました。
 しかし、これまでの相談対応は、平常業務の一環として対応していたに過ぎず、こども達の「知りたい」というニーズに応えられる情報提供が、必ずしも十分なものとは言えない状況にあったため、「環境カウンセラー」のご協力を得て、こども環境相談室を開設することとしたものです。
 なお、こども達からの手紙や電話による環境に関する相談の専用窓口は、わが国で初めての試みによるものと思われます。

 

参考2.相談件数及び主な相談事例

 2000年5月1日より2001年3月31日までの相談件数は、手紙155件、電話183件、訪問27件(延べ168人)、電子メール11件の計376件でした。
 主な相談事例は、次のとおりです。

[1] 地球温暖化
[2] 酸性雨
[3] 熱帯林など森林の伐採
[4] ごみ問題、リサイクル
[5] エコマークってなに?