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トップページ助成金交付事業東京ガス環境おうえん基金2012年度助成先報告集

助成金交付事業

 

2012年度「東京ガス環境おうえん基金」報告集

 2012年度、「東京ガス環境おうえん基金」では、17団体に対して総額1,000万円の助成を決定しました。1年間の活動を終えた助成団体から活動報告が届きましたので、ご報告させていただきます。

 パワーアップおうえん
ICON印旛沼の絶滅危惧種水草再生と体験環境学習
団体名 特定非営利活動法人 印旛野菜いかだの会
助成金額 930,000円
活動地域 千葉県佐倉市臼井田西印旛沼に隣接する低地排水路
活動分野 生物多様性の保護、環境教育支援、市民への環境普及
活動概要 夏場の水温上昇時にはアオコ(藍藻類)の異常発生により、印旛沼の生態系は破壊され、水生生物は絶滅の危機にさらされている。
そこで環境に優しい、浅瀬型水槽を苗床にセットした「水草再生いかだ」を作成し、
①絶滅危惧種になってしまった水草を再生させ、生態系を破壊するアオコ(藍藻類)の発生を抑制し、魚類の繁殖場となるよう水質改善を行った。
②(濁りの原因となる)浮遊有機物質を吸収させるため、二枚貝(池蝶貝ー淡水真珠)を導入。これにより沼の透明度を高め、太陽光を湖底に届かせ、光合成の働きで水生植物の繁殖と生態系の再生を促した。
また、以下のイベントや学習も行った。
・4月―印旛沼環境イベント(流域市民500人参加)
・6月―特定外来植物駆除作戦(150人参加)
・10月―印旛沼一斉清掃と印旛沼環境・体験フェアー(1,000人参加)
ホームページ http://www.catv296.ne.jp/~ikada/
6月の「特定外来種植物駆除作戦」の様子
6月の「特定外来種植物駆除作戦」の様子

池蝶貝は沼の水質浄化とアクセサリーに
池蝶貝は沼の水質浄化とアクセサリーに
ICON雨岳の里で自然にやさしい実学体験
団体名 特定非営利活動法人 雨岳文庫を活用する会
助成金額 1,000,000円
活動地域 神奈川県伊勢原市上粕屋
活動分野 環境型社会形成、大気・水・土壌環境保全、総合環境教育
活動概要 活動地域である雨岳文庫(山口家屋敷とその農地)を利用して、絶滅が危惧されるミホンミツバチが訪花するような環境(花園)を作るため、無農薬・雑草マルチ・輪作による「持続的な蜜源植物の栽培」を行った。
収穫後のナタネやヒマワリは種から搾油したり、小麦はうどん打ちに使用する等、農作業だけでなく楽しいイベントも行い、参加者のふれあい密度を高めた。
≪参加人数≫
・未就幼児500人 ・両親600人 ・小学生80人 ・中学生30人 ・高校生30人 ・大学生100人 ・一般市民1,500人 ・シニア1,500人
また、大学からオープンカレッジ講座「自然にやさしい作物の栽培法と利用法を学ぶ」を受託。講義と実習を行い、受講生と地域や都会の子どもと一緒にお茶作りや梅もぎを行ったり、イベント「春色フェスタ」を1ヶ月開催し、約3,000人の来場者を集めた。
ホームページ http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php?page_id=22
「秋の収穫祭」の様子
「秋の収穫祭」の様子

収穫した小麦は脱穀後、一部はうどんに
収穫した小麦は脱穀後、一部はうどんに
ICONmy棲み処(ホウキ・バット)による芝浦運河の生き物の棲み処つくり
団体名 運河を美しくする会
助成金額 800,000円
活動地域 芝浦商店会桟橋(東京都港区)ほか
活動分野 総合環境教育、生物多様性の向上
活動概要 ホウキを利用して、簡易な生物の棲み処を創出する「myホウキ」を生物生息条件が悪い芝浦運河に設置し、以下の結果を得た。
◆9回の観察会実施から、ゴカイ類、ハゼの稚魚、イガイ類、フジツボ類が多数生息することを確認できた
◆四季をとおした生息状態の変化を観察し、生物の棲み良い環境について地域住民、会員と共通認識を持つことができた
◆芝浦小学校4年生を対象に運河授業(4回開催、計428名参加)、運河調査隊(40名参加)、研究発表会(2回開催、計58名参加)を実施、運河の生物についての啓蒙活動を実践し、水辺の親しんでもらうことができた
このことから、①生物多様性の向上を図る上で、棲み処の重要性の認識を深めることができ、小学校生・地域住民の協働から②環境教育支援③市民への環境普及④地域活性化ができ、運河に対する理解・愛着を深めてもらうことができた。
ホームページ http://www.tokyowaterfront.jp/
myホウキに棲みついた生き物観察会
myホウキに棲みついた生き物観察会


myホウキの設置(芝浦小学校4年生)
myホウキの設置(芝浦小学校4年生)
ICON川と水辺&市民
団体名 川と水辺を楽しむプロジェクト
助成金額 200,000円
活動地域 主として石神井川中流域
活動分野 大気・水・土壌環境保全、総合環境教育
活動概要 川の両側と底をコンクリートで固め「三面張り」になってしまった都市河川を、本来の5機能(治水・利水・親水・生態水・気候水)を持つ川に再生すべく、子どもたちに川や水辺は楽しい所だと体感してもらう活動を展開。
◆「親子一緒に参加する自然体験活動」講座を4つ(川探検・水辺の生き物観察会・芋煮会・木のぼり体験)企画し、計121人が参加
◆偶数月第1土曜日の午前中に、石神井川の4地点で水質調査(気温・水温・COD値・PH・透明度・概況)を実施。調査5年目を迎え、水量が減少傾向にあることを懸念
◆交流活動として川や自然保護団体と連絡を取り合ったり、執筆活動も行った。
今年4月に発行した『川を活かす・守る~河川再生事例集』は全国の小・中学校、図書館に贈呈される予定
水辺の生き物観察
水辺の生き物観察

川の清掃
川の清掃
ICON気象キャスターと有機農家による地球環境農園教室
団体名 特定非営利活動法人 気象キャスターネットワーク
助成金額 360,000円
活動地域 埼玉県羽生市藤井下組
活動分野 総合環境教育
活動概要 埼玉県羽生市で有機農家と協働で『地球環境農園教室』を行った。
◆6/16「ニホンミツバチの観察とはちみつしぼり/田植え体験」(23人参加)
講師を招いて、前半はミツバチの巣作りや蜜集め等の生態について学び、田んぼの緑肥であるレンゲの蜜も採集していることも知った。また、遠心分離機を使ってハチミツ搾りも体験し、自分達で集めたハチミツを味わった。後半は不耕起の田んぼの田植えを行い、固い土に苗を植える難しさを体験
◆7/7「田んぼは生き物がいっぱい!」(18人参加)
講師を招いて、不耕起の田んぼで生き物を採取・観察。種類や生態について学び、無農薬・有機栽培の田んぼが豊かな生態系を育んでいることを知った
◆10/20「屋敷林の動植物マップ作り/稲刈り体験」(13人参加)
講師を招いて、前半は田んぼに隣接する屋敷林で植物、動物の分布地図を作り、環境に適した生物が生息していること、様々な環境が存在することで生態系が豊かになることを学び、後半は不耕起の田んぼの稲刈りを行い、収穫の恵みの大切さを学んだ
ホームページ http://www.weathercaster.jp/
ミツバチの巣の構造も観察
ミツバチの巣の構造も観察

不耕起栽培の固い水田に苦戦
不耕起栽培の固い水田に苦戦
ICON「やまを知り やまを楽しむ やまの案内人」養成講座23
団体名 ぐんま森林インストラクター会
助成金額 200,000円
活動地域 群馬県前橋市
活動分野 森林保全・緑化、総合環境教育
活動概要 個人や家族の皆さんに森林やその恵みを体感・親しんでもらうだけでなく、指導者を目指す人にも知識や実技まで習得できるよう意図し、体験型講座を開設。
①「春の山菜教室」(34人参加)
山菜と間違えやすい野草を観察して採取のマナーを学び、山菜料理も試食。環境保全の大切さや自然の恵みについて考える場となった
②「春の森を楽しもう 森の恵み体験」(19人参加) 赤城山麓のサンデンの森をフィールドに、計測器による樹木の樹高測定、間伐材の伐倒体験、伐った木の年輪から樹齢予測、丸太切り&丸太の椅子づくり等の体験をした
③「樹はともだち 森探検と木登り体験」(32人参加)
2つのグループに分け、午前・午後で木登り体験とサンデンフォレストの森探検を交替で行った。木登り体験ではハンモックも準備し、子どもも大人も楽しむことができた。森探検では森の東側を回遊し、ドングリや野生きのこ等を発見しながら、自然環境の大切さや森林の役割、安全知識について学んだ
ホームページ http://guide.blog.ocn.ne.jp/
初めての丸太切りで、椅子づくりに挑戦
初めての丸太切りで、椅子づくりに挑戦

ハンモックに揺られ、自然を満喫
ハンモックに揺られ、自然を満喫
ICON私の街の野草ランキング ~地域連動型の野草園プロジェクト~
団体名 特定非営利活動法人 こども自然公園どろんこクラブ
助成金額 750,000円
活動地域 神奈川県横浜市
活動分野 総合環境教育
活動概要 横浜市旭区にある「こども自然公園」をフィールドとして、野草調査を実施。周辺の子ども達にも調査に協力してもらいながら、自然や野草への興味を深めてもらうことを目的として活動を行った。
まず、専門家の協力の下、事前に植生調査を実施。調査に適した10公園を選定した後、周辺の小学校に調査協力依頼をかけた結果、様々な学年から協力の申し入れがあった。秋の植生調査は9~11月に実施し、その間には野草に関する環境学習も行い、自然や野草に興味を深めてもらえるよう努力した。小学校の協力を得られない地域では、一般市民に協力してもらった。
調査と並行して、地域ボランティアと公園の一角に野草園を造成。この野草園では調査結果ランキングの上位に入った種を展示していく予定。
今回の活動をとおして、調査参加者に野草の名前や性質を覚えてもらうきっかけとなったばかりでなく、公園という大勢の人が集まる身近な場所に野草園があることで、来園者にも野草について知って覚えてもらうことができた。
≪参加人数≫・小学生618人 ・一般市民49人
今宿小1年生は今宿東公園で植生調査
今宿小1年生は今宿東公園で植生調査

公園での野草園づくりの様子
公園での野草園づくりの様子
ICON境川クリーンアップ作戦
団体名 境川クリーンアップ作戦
助成金額 150,000円
活動地域 東京都町田市、神奈川県相模原市の境界線を流れる境川
活動分野 町田市、相模原市
活動概要 「境川」の清掃を通して環境意識の向上を図るとともに、町田市、相模原市の両市民の交流を活発にする。
◆7/28「境川クリーンアップ作戦」(114団体、2,575名参加)
境川約15㎞を10ブロックに分け、清掃を行った。回収したごみの結果は以下のとおり。
・町田市(可燃ごみ)-2,390kg  ・相模原市(可燃ごみ)-580kg
・東京都(粗大ごみ)-460kg  ・神奈川県(不燃・粗大ごみ)-125kg
昨年より参加者も増え、両市民の老若男女幅広い世代層による協働作業により、地域コミュニティの育成に貢献し、自然環境美化や保全意識の高揚を図ることが出来た。
◆7/3~22「境川クリーンアップ作戦 写真展」(於:町田市立中央図書館)
活動周知を目的に、境川に生息する動植物や過去の取組の写真を展示した。
◆7/6~7/28「境川フェンスdeギャラリー」
境川沿いのフェンスをギャラリーに見立て、幼児の絵画や動植物の写真を展示。
◆7/17~30「境川クリーンアップ作戦」(於:小田急百貨店 町田店9F)
境川に生息する動植物や過去の取組事例をパネルや動画で展示。また、境川の水質調査結果も掲出した。
ホームページ http://www.sakaigawacup.jp/index.html
参加団体の中には大学生のグループも
参加団体の中には大学生のグループも

「境川フェンスdeギャラリー」の様子
「境川フェンスdeギャラリー」の様子
ICONシブカサ
団体名 一般社団法人 シブカサ
助成金額 660,000円
活動地域 東京都渋谷区
活動分野 総合環境教育
活動概要 「使い捨て」「消費」の象徴であるビニール傘は、処分焼却の際にはCO2も排出することから、渋谷区でリユース活動を展開。
加盟店(50店舗)を募り、ビニール傘を無料で貸出し、返却の際には、渋谷区内の150以上の店舗で使用できる地域通貨「アースディマネー」50円分をプレゼントする。加盟店で貸出した傘は、どの加盟店にでも返却できるシステム。
使用する傘はすべて企業や個人からの寄付とし、シブカサマークのついたステッカーを貼り、一目で区別できるようになっている。循環する中で壊れたり、持ち帰られた傘の補充に月2回、確認も兼ねて店舗をまわった。
年間利用者は約3,000人。使い捨て商品のあり方を見直し、「個々人が1度使ったら廃棄する消費型社会」から「みんなでシェアしながら何回も使う循環型社会」を目標とした。
ホームページ http://shibukasa.com/index.html
PRステッカー
PRステッカー
ICON足下にいる虫なんの虫?~身近地域の虫を観てみよう
団体名 つくバグ
助成金額 170,000円
活動地域 国立大学法人 筑波大学筑波キャンパス
活動分野 総合環境教育
活動概要 地域の小・中学生を対象に、自然科学を専門とする学生が生き物の探し方や魅力を伝え、身近な環境への意識を高めるきっかけづくりを目標として、
◆「昆虫観察教室」を春(5/13)と夏(8/5)に開き、①生き物観察②昆虫採集③スケッチ教室④標本作成教室を行った。①②では雑木林を散策、昆虫を中心に観察・採集を行い、スタッフが事前調査で把握していた情報を基に、生き物の見つけ方や発見した生き物の情報を解説。③④は自然とふれあうきっかけづくりとして、昆虫の体の構造を観察や標本作りを体験してもらい、成果物を持ち帰ってもらった。終了後のアンケートでは、保護者から「子どもが外に出て生き物を探すようになった」との声も聞かれ、ある程度目的が達成されたと考えている
◆「昆虫展」ではつくば市で採集された昆虫を中心に、標本・生体・生体写真を展示し、地域の昆虫をより深く知ってもらう機会となった
ホームページ http://www.agbi.tsukuba.ac.jp/~tsukubug/
 スタッフが昆虫の居場所や持ち方を伝授
スタッフが昆虫の居場所や持ち方を伝授

スケッチ教室では生体をじっくり観察
スケッチ教室では生体をじっくり観察
ICON自然しらべ2012 海辺で貝殻をさがそう
団体名 公益財団法人 日本自然保護協会
助成金額 800,000円
活動地域 全国
活動分野 総合環境教育
活動概要 誰もが砂浜で拾える「貝がら」を集積・データ化し、環境変化の分析を目指した。
◆7~9月「砂はま観察会・貝がら教室」を神奈川・千葉・三重で開催(計201人参加)。
午前は砂はまで貝がらを探しながら、貝類のくらしや打ち上げ物など、海辺のようすを観察。午後は室内で専門家から「貝がら」にまつわる自然のおもしろさを学んだ。多くの参加者から全国各地の情報が寄せられたため、全国を網羅した貝がら情報を得ることができた。集められたデータは、学術協力者に確認。精度を高めた科学的な情報として解析を行い、参加者及び各種メディアに結果発表を行った。
◆2月「成果報告会」(参加者23人)
「観察会・教室」の結果と全国からの寄せられた3,700件の記録から、対象とした貝がらの分布変化を報告。環境悪化による種類の減少後、生息域が確実に回復しつつある貝、データの少ない貝等々、種によって異なるものの、高度経済成長期以前の状態に戻っているとは考えにくいという結果となった。また、地球温暖化や外来種の分布変化もつかむことができ、今回の貴重な成果については、今後の自然保護に役立つよう記録を公開していく。
ホームページ http://www.nacsj.or.jp/
稲毛海岸での貝がら教室のようす
稲毛海岸での貝がら教室のようす

成果報告会のようす
成果報告会のようす
ICON馬入水辺の楽校における環境教育活動の促進活動
団体名 馬入水辺の楽校の会
助成金額 800,000円
活動地域 神奈川県平塚市
活動分野 総合環境教育、野生動物保護
活動概要 相模川の下流にある馬入川は、都市化の進展により水質汚濁等が進み、川で遊ぶ子ども達の姿を見ることが少なくなってきている。そこで「川の自然を触れ合える場づくり」「自然体験・環境学習の実施」を2本柱に、以下のことに取り組んだ。
◆エコアップ隊-市民参加を募り、外来植物除去やワンドのエコアップ実施、川遊びやネイチャーゲーム、生き物の観察等を『隊員手帳』に記録し、年度末に発表(4回開催、計361人参加)
◆浜口哲一「自然観察の路」-地域の環境保全活動や環境教育に多大なる功績を残された故浜口哲一先生の思いを引き継ぎ、地域の環境学習活動の普及を図るため、水辺の楽校内を一巡できる自然観察路。ワラボードや花垣、自然解説パネルなどを設け、生き物たちの暮らしを観察(約2,000人参加)
◆野鳥観察会(19人参加)
◆野遊び満載秋祭り(約150人参加)
その他、草地管理現場講習会等、多様な展開を図ることができた。
ホームページ http://banyumizube.info/
トンボが住み易い池を目指し、生き物調査
トンボが住み易い池を目指し、生き物調査

市民参加でセイタカアワダチソウの除草
市民参加でセイタカアワダチソウの除草
ICON東京湾岸大清掃作戦2012
団体名 ふるさと清掃運動会実行委員会
助成金額 400,000円
活動地域 東京都江戸川区荒川河川敷
活動分野 大気・水・土壌環境保全、野生動物保護
活動概要 ふるさとの山や川、海などの自然環境を守り、子どもたちに美しい日本を残そうという目的の下、10月14日(日)に「荒川でちょっといいことゴミ拾い」を実施。
当日は参加者に荒川の生態系を知ってもらうため、釣りインストラクターの協力で荒川に生息している魚などを生け簀で展示。注意事項を説明後、清掃活動開始。幅約50m、長さ1㎞の清掃場所を5つのブロックを分けて河川敷を清掃するだけでなく、初心者でも簡単に乗れるEボート(手漕ぎボート)で川のゴミ拾いを行った。回収したゴミの量は45ℓ入りゴミ袋で、可燃634、不燃145、ペットボトル142の計921袋。他にタイヤ30本、テレビ7台、家具1、布団・カーペット4、ゴルフ用品など26、業務用品13、注射器15を回収した。
参加者は地元住民、企業、団体、少年野球チームと様々で、「捨てる人から拾う人」への意識が高まり、次回開催への声も多く寄せられた。
≪参加人数≫・小学生70人 ・中学生30人 ・高校生30人 ・大学生50人 ・団体体100人 ・一般120人 ・企業から600人 
ホームページ http://furusatoseiso.com/
力を合わせた成果です
力を合わせた成果です

草むらにもたくさんのゴミ
草むらにもたくさんのゴミ
 スタートアップおうえん
ICON「うちエコ!ごはんアクション2012-親子で取り組むCO2削減へのステップ家庭編」推進活動
団体名 うちエコ!ごはん
助成金額 850,000円
活動地域 東京都内(インターネット放送は全国)
活動分野 総合環境教育
活動概要 ゴミの減量やエコな調理法、グリーンカーテン等、取り組みやすいCO2の排出量に関わるエコなポイントを見つけ、その減少に繋がる具体的なアクションを以下の方法で実践した。
①インターネットでの放送を35回行い、実践方法のレクチャー
②イラスト小冊子を400部配布し、インターネットを使わない人にアピール
③「親子エコ実践講座」を開催。約80人の親子に参加してもらい、実際にCO2削減量を計測する等、見える形で結果につなげる
以上3つを総合的に活用して、「エコ活動にチャレンジする前」と「3つメディアを見た後」についてアンケートを行い、家庭でのCO2削減量を数値化、さらにその結果を回答者にフィードバックすることで双方向で確認できる仕組みをつくった。
≪アンケート結果≫・取組人数 338人  ・CO2削減量 194.7kg-CO2
ホームページ http://www.u-ecogohan.com/
「エコリースで☆クリスマス」の様子
「エコリースで☆クリスマス」の様子

7月には3周年を迎えた
7月には3周年を迎えた
ICON栃木県における環境教育普及促進活動
団体名 特定非営利活動法人 那須高原自然学校
助成金額 730,000円
活動地域 栃木県那須
活動分野 総合環境教育
活動概要 身近に自然が多い栃木県ゆえに、自然に触れる機会が少ない子どもへの環境教育の一環として、大学生年代を対象に①4回講座を開き、5つ資格を取得。その後、子ども達を集めて、②受講生がプログラムを自ら企画立案し、「環境教育・自然体験活動」を実施した。
①4つの講座…「体験学習法とコミュニケーショントレーニング」、「救急救命法」、「自然体験活動指導者養成講座」、「環境教育プログラム指導者養成講座」≪参加人数≫・大学生1人 ・一般4人
②プログラム…「森のようちえん」 ≪参加人数≫・乳幼児3人 ・保護者2人
講座参加者全員が資格を取得し、うち3人は那須高原自然学校事業に引き続き参加。講座で得た知識や知識や経験を活かし、環境教育・自然体験活動を行っている。残る2人の参加者も自団体、自法人にて活動を行っており、環境教育普及促進に繋げることができたと感じている。
ホームページ http://go-and-joy.com/
指導者養成講座「救急救命法」の様子
指導者養成講座「救急救命法」の様子

「森のようちえん」では木の葉で工作
「森のようちえん」では木の葉で工作
ICON三宅島海洋自然体験事業
団体名 三宅島海洋教室実行委員会
助成金額 860,000円
活動地域 東京都三宅島
活動分野 三宅島島内各所
活動概要 2000年に発生した噴火による全島避難からの帰島後も、まだ日常的に発生する火山ガスにより立入が制限される地域が存在し、ガスの濃度によっては屋外活動が制限されている。そのよう環境の下で子ども達の海への関心や、適応力の低下、地域のつながりの軽薄化が問題となっている中、学校教育の中だけでは実施できない自然体験や環境教育を実施するための活動を行った。
①8/3~8/6「海洋自然体験リーダー養成講座2012in三宅島」の開催
  島に関わる若者を対象に、安全な自然体験活動や環境教育、保全活動の担い手を鵜育成する目的で、海辺の安全管理の実習やリーダーの役割等の講座を実施した。また、子ども達に対して、スノーケリングやシーカヤックの実習を実際に行った。
②9/1「ビーチクリーン&ビーチスポーツ大会」の開催
  三宅島の大船戸海水浴場のビーチクリーンを実施した。通りすがりの観光客や、サーファーも参加して漂着物が取り除かれた綺麗なビーチで、ビーチスポーツ大会を開催し、ビーチリレー、ビーチ相撲を楽しんだ。
ホームページ
ビーチに居合わせた方々も清掃に参加
ビーチに居合わせた方々も清掃に参加

数時間で様々なゴミが回収された
数時間で様々なゴミが回収された
ICON知るを楽しむ守谷里山
団体名 守谷里山ネットワーク
助成金額 340,000円
活動地域 守谷市民活動支援センター、アワーズ守谷と市内里山
活動分野 総合環境教育、森林保全・緑化
活動概要 守谷市の残された自然を大切にしようと、市内各地で「里山活動」を行う市民団体が集結。幅広い市民に身近に存在する豊かな自然や活動を紹介すべく、『里山マップ』を作成し、これを活用した山歩き体験を実施した。
◆4月-「里山暦」(市内各団体の年間行事一覧)を作成・配布
◆5~7月-市内里山の現地調査/子ども自然体験会
◆9月-「里山企画展」(来場者:1,000人)では、里山風景・野草等の写真や植物画の展示、里山活動の紹介/「里山マップ作成のためのワークショップ」(小中学生70人参加)では、企画展の展示を参考に、参加者に絵を描いてもらい、『里山マップ』の該当場所に貼付していった
◆10月-里山ウォーキング開催
現在、守谷市を6つの地区に分け、『里山マップ』作成を継続中。生息している生き物や植物の他に、里山での遊び(水路や小川での魚採り・虫採り、笹舟・草の楽器づくり)や、花の咲く時期を表にした「花ごよみ」も掲載。
今後はマップ等を活用しながら、環境教育や地域コミュニティの育成を目指す。
ホームページ http://w01.tp1.jp/~a071771011/sato07.html
里山企画展
里山企画展

里山マップ
里山マップ
 
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