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トップページ助成金交付事業藤本倫子環境保全活動助成基金平成15年度報告集

助成金交付事業
藤本倫子環境保全活動助成基金

平成15年度藤本倫子環境保全活動助成基金報告集一覧

平成15年度 高校生環境ボランティアスクール  
<普及啓発活動>

団体名 エコトピア上越(新潟県上越市)
実施期間 平成15年8月18日~8月21日      
活動場所 国立妙高少年自然の家
趣旨 高校生に、地球環境の保全、実践を通じ、身近な自然への親しみ方、保全の仕方を学んでもらうことを目的にしています。
参加者 新潟県立、公立、私立高校生徒から希望者
助成対象   ボランティアスクール講師謝金、交通費、苗木、用具等
活動概要 高校生対象の3泊4日環境保全ボランティアスクールです。4時間の環境問題講義のほか、実践活動では、遊歩道(観察道)や水辺エリアの整備、ブナの植樹などを体験してもらいました。
効果 ボランティアスクールに参加した高校生が、ボランティア活動及び自然環境保全動を通して、社会活動の中心的な役割を担う実践者となることを期待しています。
ホームページ
木道作り(観察道)


ブナの植樹

里山保全活動 やまんばの森の『(ムツレ)※1モッコの谷』づくリ  
<実践活動>

団体名 特定非営利活動法人※2やまんばの会(滋賀県近江町)
実施期間 平成15年5月~12月     
活動場所 滋賀県近江町 「やまんばの森」
趣旨 長年放置され、荒廃した里山「やまんばの森」を「あそびからはじまる里山保全」を基本に保全活動を行います。
参加者 滋賀県ガールスカウト、保育所、幼稚園、小学校等子ども中心
助成対象   モグラ避ネット、カラス避ネット、テラス用材、基礎用材、防虫スプレー等消耗器材材料費
活動概要 「やまんばの森」の中に子どもたちが中心となって活動を行う『ムツレ(モッコ)の谷』を設け、子どもたちと指導者が一緒になって枝葉を集め、チッパーで粉砕し、土に還る過程や生物の営みを学びました。木々が山とともに水を蓄え、琵琶湖を守ることを理解してもらいました。テラスと三角屋根だけの子どもたちの基地「ムツレの家」を作りました。
効果 単なる里山保全ではなくこどもたちに里山を体験させ、自然を愛する心を育くんでいます。
ホームページ

※1助成申請時の活動名は「ムッレの谷」であったが、助成交付後に活動名変更「モッコの谷」となった。

※2助成交付後、NPO法人登録

小さい時からお山のために


ムツレの家づくり


ムツレの家

われら海岸探偵団  
<実践活動>

団体名 われら海岸探偵団 (北九州市浜町)
実施期間 毎月    
活動場所 柏原、岩屋、脇田、岩屋東海岸
趣旨 玄界灘の自然を愛する地元住民(5歳から上は71歳まで60名)からなる海洋環境保全をめざしたボランティア団体です。
参加者 有志住民 (のべ412名) 
助成対象   ちらし作成費、火バサミ等消耗器材費
活動概要 毎月1回海岸美化活動を実施。拾い集めた漂着物の発生源を調査し、幼稚園児や小学生たちとともに漂着物を用いたアートを制作をしています。
効果 海岸の美化活動をとおして身近な環境問題や国際問題について考えています。
漂着物の収集風景


流木の回収風景


旅行用トランクを活用した
漂着物アート

自然環境保全活動  
<実践・普及活動>

団体名 大代高山会 (島根県大田市)
実施期間 平成15年5月~平成16年3月
活動場所 大代町内小学校等
趣旨 ギフチョウやカンアオイ・イズモコバイモ・ミスミソウ等の野生生物が生息する大江高山の保護活動
参加者 地元、近隣住民及び登山者100名、大代小学校生徒25人
助成対象 学習会講師謝金、観察日記印刷費、飼育箱等消耗器材費用
活動概要 大代町内の小学生や地元住民を対象としたギフチョウ観察と飼育のための学習会を2回開催し、大代小学校に飼育場箱の設置、食草カンアオイの栽培を行いました。また、パンフレット「ギフチョウ観察日記」を作成、町内小学校及び自治会等へ配布しました。
効果 子どもたちがギフチョウを観察したり、食草を栽培することによって、町の貴重な生物に対する誇りと自信の気持ちを養うことができました。
ギフチョウのたまごと
カンアオイ


大代小学校の子どもたち


ギフチョウ観察日記

「環境劇」移動教室プロジェクト  
<普及啓発活動>

団体名 NPO法人もしもし地球(福岡市中央区)
実施期間 平成15年6月~平成16年2月   
活動場所 福岡市内各所
趣旨 環境保全活動へむけた直接的な「行動」のきっかけづくりを目的とした啓発活動です。
参加者
セミナー受講生:高校・大学生・一般30名
移動教室:市内小中学生
助成対象 講師謝金、交通費、印刷製本、劇の備品等の制作費
活動概要 次世代の講師となる高大生対象のセミナーの開催と、彼らを講師とした小中学校へ移動教室(「環境劇」地球君の誕生の上演や環境出前講座)の同時進行のプロジェクトです。
効果 高校・大学生という青年の参加により、小中学生により分かりやすく伝えられ、子ども達の主体的な環境実践活動起こしが進められました。
ホームページ
環境劇「地球君の誕生」


第11回セミナー
「生ゴミ処理による環境学習」

山川っ子森の探検隊  
<普及啓発活動>

団体名 NPO法人元気やまかわネットワーク(徳島県山川町)
実施期間 平成15年5月~平成16年3月 
活動場所 徳島県山川町(ほたる川、山川バンブーパーク、高越山)
趣旨 平成14年度植物調査の結果町内に70種類の絶滅危惧種があることが判明、これら植物の保護と子どもへの啓発活動を行っています。
参加者 小・中高校生(元気山川ネットワークジュニアクラブ)20名、公募30名 
助成対象 講師謝金、副読本印刷費、飼育箱、草花種代
活動概要 環境講座(森林の役割、子ども森の博士養成)、ふれあい学習会(木工講座、里山めぐり)の開催。高越山系植物調査(実態調査と保護活動)、教材「山川で見られる絶滅危惧種」の作成配布。
効果 山や川での様々な生き物との出会いや自然との共生をまなぶことを通し、子どもたちの心身の発達や社会貢献意識の向上が図ることができました。
ホームページ
デンジソウの繁殖準備


冊子
「山川町で見られる
絶滅危惧植物」

地域での学び合い活動  
<普及啓発活動>

団体名 せいわエコ・サポーターズクラブ(大阪市天王寺区)  
実施期間 平成15年4月~平成16年3月 
活動場所 近隣地域 
趣旨 こどもエコクラブサポータの活動から始まり、消費行動など身近なところからライフスタイルを見直し、持続可能な社会づくりに関心をもち、行動する仲間を増やすため、有機農産物や、石鹸などエコ商品の紹介をしています。活動拠点「ゆう」を運営しています。
参加者 地域住民
助成対象 パンフレット印刷製本費
活動概要 「活動趣旨解説」パンフレットを作成、エコ商品の紹介時に説明資料にしています。
効果 環境配慮をすべき背景を系統的に理解してもらうのに役立っています。
活動拠点「ゆう」


パンフレット
くらしを見なおそう

水辺で遊ぶ 静間川 自然環境体験学習会  
<普及啓発活動>

団体名 畑ヶ中2子ども会エコクラブ(島根県大田市)
実施期間 平成15年8月17日   
活動場所 大田市行恒橋付近静間川川原
趣旨 「エゴよりもエコ 子どもから大人へ 地域へ発信」、「心に残せ 大自然の中 あの日の遊び学習」を活動テーマに掲げ、環境学習会を開催。色々な立場の人が一同に会して、体験学習をすることに意義があると考えています。
参加者 市内小・中学校生及び先生、保護者等32名 
助成対象 講師謝金、チラシ作成費、会場用テント等借料、調査用パックテスト等消耗器材費
活動概要 環境ゲーム、水質調査、水生生物調査、水辺の自然観察など。学習会では水槽を使って、上流から下流へ川の水が汚れていく様子を再現しました。
効果 あいにくの雨の中でしたが、地域住民の環境への理解を深める内容の濃い学習研究会となりました。
水質調査


水生生物調査

茨城県環境カウンセラー協会主催環境教育連続講座  
<普及啓発活動>

団体名 茨城県環境カウンセラー協会(茨城県)
実施期間 平成15年7月~12月   
活動場所 茨城県県南生涯学習センター
趣旨 環境教育に関心がある一般市民を対象に、幅広い環境問題に対して、連続講座を開催することで、より深く考え、解決の糸口を導き出していこうとする人たちを多く輩出することを目的としています。
参加者 一般市民、大学生、自然観察指導員 (各回30~50名)
助成対象 講師謝金、交通費、資料作成費、会場使用等
活動概要 環境教育に関心がある一般市民を対象に、 「これからの環境教育(あの頃に戻れるか)」、 「生ゴミリサイクルと生活廃水の浄化」、 「環境中の微生物のはたらきとその利用」など、幅広いテーマで、連続講座(6回シリーズ  計12講座)を開催しました。
効果 講座ではテーマごとに問題点をより深く掘り下げており、無料で受講できるため、多くの一般市民が連続講座を楽しみにしています。
環境連続講座資料


講座会場風景

不耕起農法による水田での生き物調査と観察会  
<調査活動>

団体名 大蔵の田んぼを育む会(東京都町田市)
実施期間 平成15年7月~8月     
活動場所 町田市の水田
趣旨 2年間にわたり、小学校の授業の一環として、学校近くの20アールの休耕田を借り、不耕起農法により米作りを行っています。この自然あふれる田んぼを永くこの地に残すため環境調査や生き物観察会を実施しました。
参加者 地域の子どもたちと保護者・地域住民67名 
助成対象 講師謝金、教材・資料作成、調査観察用器材費
活動概要 不耕起農法とは、耕さない田んぼに直接苗を植える農法で、野生化した苗は健康で丈夫になるため農薬や化学肥料が不要になり、様々な生き物が生息しています。小学校との連携により、子ども達の環境学習を支援するため夏休みに生き物学習会を開催しました。 田んぼの中、あぜ、用水路のそば、通り道など、いろいろな場所に棲息する動植物を観察し、大蔵田んぼ49人の生き物発見地図を作成しました。
効果 動き回る生き物をどろんこになって追いかける楽しさを体験。自分が捕獲した生き物をじっと見詰めると今まで、気づかなかったところも観察できました。
みんなで作った田んぼ地図
[拡大表示]




ホトケドジョウ

「世田谷区内環境学習活動リスト」の発行  
<普及活動>

団体名 世田谷環境学習グループ (東京都世田谷区)
実施期間 平成15年11~12月    
活動場所 世田谷区
趣旨 世田谷区内の環境活動をしている団体等の情報を冊子にまとめることによって、情報を提供し、環境保全活動への参加を促し、またこのリストにない環境活動は何かを発見することが目的です。
参加者 ・「世田谷区環境学習グループ」会員13名による情報収集・編集
・利用者は区内の教員、生徒、一般市民 
助成対象 貸室料金、通信費、印刷製本費など
活動概要 世田谷区及び周辺で環境学習に取り組んでいる団体や個人の情報を収集した情報冊子を作成し、区内の学校や地域のボランティア施設(区役所・区の施設含む)、NGO・NPO団体へ無料配布を行いました。
効果 学校等に配布し、情報提供をし、環境学習への取り組のきっかけづくりや推進の一助になりました。
グループ例会(編集委員会)


冊子
「せたがやにこんな環境学習
グループがあります」

里山保全活動にかかわる炭焼きを中心とした活動  
<実践活動>

団体名 狭山丘陵いきものふれあいの里炭焼きの会(埼玉県狭山市)
実施期間 平成15年11月~平成16年3月    
活動場所 狭山丘陵いきものふれあいの里センター 
趣旨 山林保有者の高齢化、後継者難等から現状保持は困難を極めています。ボランティアとして緑の管理、保持、育成を図る団体です。炭焼き活動をとおして、雑木林のしくみや森のめぐみの大切さを伝えてることが目的です。
参加者 会員および体験希望学校・諸団体 
助成対象 窯および周辺の整備、体験学習・活動での器材、維持管理費等
活動概要 「市民の森」等の間伐・下草刈ででた間伐材・竹材を利活用し、炭焼き・木竹酢液を回収しています。
効果 炭焼きを通して、木・竹は「五徳」といわれる炭・液・灰・熱・焼土となり、また土に力を与え、土に還るサイクルとなっています。その中に人の力も技も確実に伝承されています。





「探見!野島ワンダーアイランド」  
<普及啓発活動>

団体名 野島自然観察探見隊(横浜市鶴見区)
実施期間 平成15年11月~16年3月 
活動場所 野島海岸、氷取沢市民の森、横浜市立大学等
趣旨 横浜に唯一残された自然の砂浜「野島海岸」を中心に市内に残された~身近な自然を発見!~をテーマに毎月活動を続け、地域とのネットワークを進めています。今回、この活動の報告や活動マニュアルを作って広く市民や学校・青少年団体等に役立ててもらうのが目的です。
参加者 自然体験活動小・中学生、一般 指導者研修会教員、ボランティアリーダー等 運営・企画高校生以上のサポーター
助成対象 講師謝金・原稿料、活動報告等印刷製本費、会場借料等
活動概要 環境学習、自然体験活動を実施し、その活動の年間プログラムをまとめた報告と、「野島ワンダーアイランド!探検」(ポケットサイズ)を作成し、野島青少年研修センターを訪れる多くの利用者や学校等に配布しました。
効果 多くの子ども達が身近に残された自然の魅力に気づき、「自然を大切にする気持ち」が育まれています。
ホームページ




活動報告