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JEA &メールマガジン
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         JEA  メールマガジン 第7号
                            2006.4.3 発行
                     URL http://www.jeas.or.jp/
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 こんにちは、(財)日本環境協会です。
 当メールマガジンは、毎月1回発行します。ご愛読よろしくお願いします。

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 【目次】
 ★ 《トピックス》土壌環境の保全に向けて
  ☆ 土壌環境の現状
  ☆ 土壌汚染対策法
  ☆ 土壌汚染対策基金
  ☆ (社)土壌環境センター設立10周年
   ☆ 油汚染対策ガイドライン、取りまとめられる
 ★ アースディ行事、GEICで開催
 ★ エコマーク新認定基準 「太陽電池を使用した製品Ver.1.0」制定
 ★ 「ペイントショー2006」にエコマークブース出展
 ★ 「地球温暖化防止のための環境学習プログラム」を作成
 ★  「平成18年度主体間連携モデル推進事業」の募集について
 ★ 「平成18年度地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業」の募集について
 ★ イベント案内・情報


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       《トピックス》土壌環境の保全に向けて
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 「土壌」は、大気、水と並んで、人をはじめとする生物の生存基盤として、
また、物質循環や生態系の維持の要として、重要な環境資源です。
 しかし、近年、工場やその跡地等において有害物質等による土壌汚染が
顕在化し、大きな問題となっています。今回は、土壌環境の保全に向けて
の取組みを取り上げてみました。

◇土壌環境の現状
 15年度末までの地方団体が把握している土壌調査事例をみると、「土壌
の汚染に係る環境基準」の超過事例は、1,458件であり、そのうち15年度
に新たに判明した事例は370件となっています。
 汚染物質別には、揮発性有機化合物ではトリクロロエチレン、テトラクロ
ロエチレンに係る事例が、重金属等では鉛、砒素に係る事例が多くなって
います。
>>>http://www.env.go.jp/water/report/h17-09/index.html

◇土壌汚染対策法
 土壌汚染の状況の把握、土壌汚染による人の健康被害の防止に関する
措置等を定め、土壌汚染対策を実施することを内容とした「土壌汚染対策
法」が平成15年2月に施行されました。
 同法に基づき、有害物質使用特定施設に係る土地の調査が実施された
件数は、17年2月15日現在、221件、健康被害が生ずるおそれがある土地
を対象とした都道府県知事等の調査命令により調査が実施された件数は
4件、調査の結果、指定基準に適合しない汚染が認められ指定区域として
指定された件数は56件となっています。
>>>http://www.env.go.jp/water/dojo/sekou/index.html

なお、ダイオキシン類による土壌汚染については、ダイオキシン類対策特別
措置法に基づく調査・対策等が実施されています。

◇土壌汚染対策基金
 土壌汚染対策法の円滑な施行のため、法に基づく支援業務を行う指定支援
法人として、財団法人日本環境協会が平成14年12月に指定されています。
 指定支援法人は、国の補助及び民間からの出えんにより造成される「土壌
汚染対策基金」を管理するとともに、同基金をもとに、指定区域内で土壌汚染
の除去等の措置を講ずる者に対する助成金交付や、土壌汚染に係るリスクコ
ミュニケーション等についての普及・啓発等の業務を行っています。
>>>http://www.jeas.or.jp/dojo/index.html

 なお、指定支援法人では、土壌汚染対策法に基づき実施する土壌汚染状況
調査や汚染の除去等の措置についてのご質問、ご相談をメールでお受けして
います。
>>>http://www.jeas.or.jp/dojo/form/form.php

◇(社)土壌環境センター設立10周年
 土壌環境センターは、その前身の「土壌環境浄化フォーラム」に集まった土
壌汚染対策に関心を有する企業を中心に、平成8年4月に社団法人として設
立され、今般、10周年を迎えました。同センターでは、土壌・地下水汚染関連
技術の調査及び普及展開、諸外国の制度調査と我が国の実情に合わせた
法制度の調査研究、セミナー・講習会の開催、土壌環境監理士をはじめとす
る資格制度の創出による人材の育成など、幅広い活動を行っています。
>>>http://www.gepc.or.jp/

◇油汚染対策ガイドライン、取りまとめられる
 油によって汚染され、油臭や油膜といった生活環境保全上の支障が生じて
いるときの対応について、環境省中央環境審議会土壌環境部会は、土壌汚
染技術基準等専門委員会においてガイドラインの策定を進めてきました。
 専門委員会では、3月8日に「油汚染対策ガイドライン-鉱油類を含む土壌
に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方-」を取り
まとめました。
 この指針は、油で汚染された土地の所有者などが油臭や油膜などにどのよ
うな調査や対策を行えばよいのかを定めたものです。環境省は、3月22日、本
ガイドラインを都道府県・土壌汚染対策法政令市に対して通知しました。
>>>http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6970

なお、本ガイドラインは、環境省ホームページ
(http://www.env.go.jp/water/dojo.html)の水・土壌・地盤環境の保全関係
土壌関係の欄から入手いただけます。

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       アースディ行事、GEICで開催
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 4月22日は、アースデイ(地球の日)です。環境問題への関心を高めるため
に1970年に米国で誕生しました。今では、世界184の国で行なわれている世
界最大級の環境フェスティバルです。日本でも毎年4月22日を中心に全国各
所でアースデイ・イベントが行なわれます。
>>>http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/earthday2006/index.html

 この一環として、地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)展示スペース
では、4月4日~28日の間、『ええじゃないかアースデイ-Why not Earth Day -』
をテーマに、気候変動やエコロジーポエムの展示を行います。
>>>http://www.geic.or.jp/geic/2006/service/display/exh2006_04.html

 また、GEICでは、てんぷら油リサイクル大作戦に協力し、4月22日、23日
の2日間で、CO2排出量削減1トンを目指します。
>>>http://www.earthdaymoney.org/calendar/index.php?id=164

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    エコマーク新認定基準 「太陽電池を使用した製品Ver.1.0」制定
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 3月15日に、新認定基準「太陽電池を使用した製品Version1.0」を制定し
ました。
 今回制定された太陽電池の基準は、住宅用太陽光発電システムを対象
範囲にしていることが一つの特徴です。長期間にわたって当初の発電水準
を維持することや、商品カタログなどを通じて性能の情報を入手できること、
製品情報の問合せ先、修理体制などの情報提供をすること等を要件とし、
ユーザーに信頼感を与え、エコマーク商品の選択が、ユーザーのメリットと
なるような基準になっています。
 また、今回の基準では、対象となる製品が広範囲にわたっていますが、用
途等に応じた個々の製品群を一覧表形式で分かり易く表示することで、対象
となる製品の範囲を明確にしています。

新認定基準「太陽電池を使用した製品」制定のニュースリリース
  >>>http://www.ecomark.jp/pdf/05-015.pdf
基準書
  >>>http://www.ecomark.jp//e62b2.pdf


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        「ペイントショー2006」にエコマークブース出展
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 4月6日(木)から8日(土)にかけての3日間、東京ビックサイトにて「ペイント
ショー2006」が開催されます。エコマーク事務局も、ブース出展を行うととも
に、エコマークの取得を希望される企業の方を対象とした相談会を実施致
します。
 >>>http://www.paint-show2006.com/

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     「地球温暖化防止のための環境学習プログラム」を作成
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 環境省では、小・中・高等学校で地球温暖化に関する学習をする際に活用
できる、指導者向けの教材集「地球温暖化防止のための環境学習プログラム」
を作成し、全国の小・中・高等学校等へ配布しました。
 教材では、「水」、「エネルギー」、「食」の3テーマが取り上げられており、子
どもたちを取り巻く身近な生活と、地球温暖化とのつながりを学習できるように
工夫されています。
>>> http://www.team-6.jp/report//0603/060323a.html

なお、本教材は、全国地球温暖化防止活動推進センターのホームページでも
閲覧、ダウンロードすることができます。
>>> http://www.jccca.org/kgprogram/tobira.html

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     「平成18年度主体間連携モデル推進事業」の募集について
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 環境省では、需要サイドと供給サイドの各主体が連携し、他の地域での取組
モデルとなるような事例を創出するため、省エネ住宅の普及と、省エネ家電の
普及に関する「主体間連携モデル推進事業」の事業提案を募集しています。
 締め切りは、平成18年4月17日(必着 )です。

募集に関する環境省ニュースリリース
>>>http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6896

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  「平成18年度地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業」の募集について
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 環境省では、NPO等が地域住民などと協同して行う、二酸化炭素排出抑制
のための事業で、排出抑制効果が高く、他の地域でも応用可能な「地域協同
実施排出抑制対策推進モデル事業」の事業提案を募集しています。
 締め切りは、平成18年4月17日(必着 )です。

募集に関する環境省ニュースリリース
>>>http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6889

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           イベント案内・情報
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                   ◆印・・ (財)日本環境協会 関連行事、情報
                   ◇印・・ (財)日本環境協会 後援・協賛行事、情報

◇4月6日~8日 「ペイントショー2006」
主催:ペイントショー2006実行委員会
会場:東京ビックサイト(東京都江東区)
http://www.paint-show2006.com/

◇5月23日~26日 「2006NEW環境展」
主催:㈱日報アイ・ビー
会場:東京ビックサイト(東京都江東区)
http://www.nippo.co.jp/n-expo006/

◇5月24日~26日 「エコ・グリーンテック2006」
主催:エコ・グリーンテック実行委員会/環境緑化新聞
会場:東京ビックサイト(東京都江東区)
http://www.interaction.co.jp/event/egt/index.html


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                   編集後記
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 明後日は、二十四節気の「清明」です。
「清明」とは、草木の芽吹き出して、草木の種類が明らかになってくる日という
意味なのだそうです。なるほど、冬に葉を落として枝だけになってしまった木々
が、「自分がなにものか」をそれぞれの個性をあらわにして、主張して見えます。
生き生きとした命を感じます。四季のなかで、一番こころが浮き立つ時です。
雨は、多いですが、散歩には絶好の季節ですね。
                          (中川)

編┃集┃発┃行┃ 財団法人日本環境協会 中田・中川
━┛━┛━┛━┛    〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-9 
                 プライム神谷町ビル2F
                  URL:http://www.jeas.or.jp/
                           TEL:03-5114-1251 FAX:03-5114-1250
      配信の申込、変更、中止は上記の連絡先までお願いいたします。




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