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JEA メールマガジン 第8号
2006.5.1 発行
URL http://www.jeas.or.jp/
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こんにちは、(財)日本環境協会です。
当メールマガジンは、毎月1回発行します。ご愛読よろしくお願いします。
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【目次】
★ 《トピックス》環境教育・学習への取り組み
☆ 第三次環境基本計画での環境教育・学習
☆ 持続可能な開発のための教育(ESD)
☆ 環境教育・環境学習データベース(EE&EL)
☆ 学校エコ改修と環境教育事業(エコフロー事業)
☆ 環境教育・学習支援のための日本環境協会の取り組み
★ 藤本倫子環境保全活動助成基金 応募受付中!
★ ライフスタイルフォーラム2006 実行委員会募集中!
★ 油汚染対策ガイドライン説明会
★ イベント案内・情報
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《トピックス》環境教育・学習への取り組み
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地球温暖化対策や3R推進など、私たちの日常生活に関わる環境問題が重
要になってきています。この解決のためには、私たち一人ひとりが環境や持続
可能な社会づくりに関して学び、体験することにより、自らの問題として環境問
題に関心を持ち、それぞれの立場で具体的に行動していくことが望まれます。
この実現に向け、環境教育・環境学習が注目されています。今回は、環境教
育の基本方針や様々な取り組みについて取り上げてみました。
◇第三次環境基本計画での環境教育・学習
政府は、4月7日に「第三次環境基本計画」を閣議決定しました。環境基本計画
は、環境基本法に基づいて政府全体の環境施策の基本方針を定めるものです。
新基本計画では、環境政策の展開の方向として、「環境的側面、経済的側面、
社会的側面の統合的な向上」などを提示し、今後展開する重点政策分野の取り
組みとして、環境教育・学習の機会の提供を通じた「環境保全のために行動する
人づくりの推進」などを決定しています(第2部第1章第8節)。
基本計画のポイント
>>>http://www.env.go.jp/policy/info/3rd_kihon/
第三次環境基本計画(本文)
>>>http://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/kakugi_honbun20060407.pdf
◇持続可能な開発のための教育(ESD)
環境の保全を中心とした取り組みを、人権や福祉等の課題の解決へと発展的
に広げていく、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Develo
-pment)が、昨年より開始されています。
ESDは、2002年の国連総会で、日本の提唱により、2005年から2014年までの10
年間を「国連持続可能な開発のための教育の10年」とする決議がなされたことを
受けたものです。昨年9月、ESDの10年に向け国際実施計画がユネスコで採択さ
れ、我が国でも、3月30日に「我が国における『国連持続可能な開発のための教
育の10年』実施計画」が各省連絡会議で決定され、取り組みが強化されました。
>>>http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokuren/keikaku.pdf
◇環境教育・環境学習データベース(EE&EL)
学校内外の環境教育や地域における環境学習を支援するため、環境省・文部科
学省が連携・協力して開設したホームページです。指導者・子ども・ファミリー向け
に、両省による情報に加えて各団体がインターネットで発信しているさまざまな情報
を含めて、環境教育・環境学習に関する情報を総合的に提供しています。
>>>http://www.eeel.jp/teachers/
◇学校エコ改修と環境教育事業(エコフロー事業)
環境省が推進する本事業は、ヒートアイランドや地球温暖化を防ぐため既存の学
校校舎のエコ改修を行うとともに、エコ改修の過程や改修された校舎を、児童のみ
ならず、地域住民や地域の建築技術者など、社会人に対しての環境教育の教材と
しても活用していこうとする事業です。
平成17年から3ヵ年計画で推進されており、現在、全国11ヶ所の学校がモデル校
になっています。
>>>http://www.ecoflow.jp/project/index.html
◇環境教育・学習支援のための日本環境協会の取り組み
当協会では、環境省の委託により、我が家の環境大臣事業等の環境教育・学習に
関する事業について全国事務局としてその運営推進に当たったり、協会独自に、相
談事業や環境教育の教材等の配布、貸出などを行ったりして、環境教育・学習を支
援しています。是非、ご参加・ご活用ください。
>>>http://www.jeas.or.jp/
【我が家の環境大臣】
家庭に合ったエコライフを家族で楽しみながら、無理なく環境問題に取り組める
よう、教材やグッズ・情報の提供等やインターネットによる参加型のコンテンツ等
を通して 、環境問題に取り組む家族を支援しています。
>>>http://www.eco-family.jp/
【こどもエコクラブ】
こどもたちが環境に関するテーマを決めて活動する環境のクラブです。
会員手帳など様々な活動のヒントとなるグッズで、多くのこどもたちを応援してい
ます。平成17年度は、全国で4,014クラブ、110,236人のこどもたちが活動しました。
>>>http://www.env.go.jp/kids/ecoclub/index.html
【環境カウンセラー】
環境保全に関する専門的知識や豊富な経験を有し、その知見や経験に基づ
き環境保全活動に対する助言などを行う、環境省の審査を経て登録された方々
です。全国で3,858名のカウンセラーが活動しており、ご相談することにより、
有効な情報や助言が得られるはずです。
>>>http://www.env.go.jp/policy/counsel/index.html
【こども環境相談室】
環境にかんする質問に環境の専門家である環境カウンセラーがお答えします。
小学生から高校生まで、そしてこどもの相談に関する企業の皆さんからの相談
にも応じます。ご遠慮なくご相談ください。
>>>http://www.jeas.or.jp/activ/edu_01_00.html
【ストップおんだん館】
子どもから大人まで地球温暖化について楽しみながら学べる施設です。展示
物と活動プログラムを組み合わせて、地球温暖化問題を身近なこととしてとらえ、
温室効果ガスを減らす行動を起こしていくきっかけとなるような構成になっています。
>>>http://www.jccca.org/index.html
【ビデオ等の貸出頒布、環境資料の配布】
協会では、青少年に主眼をおいた環境教育映像(ビデオ、映画フィルム)を行
政機関、学校等に無償貸出を行うとともに、希望者に実費頒布を行っています。
>>>http://www.jeas.or.jp/activ/dev_02_00.html
また、環境学習に役立つ資料・教材の頒布を行っています。
>>>http://www.jeas.or.jp/activ/dev_01_00.html
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藤本倫子環境保全活動助成基金 応募受付中!
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藤本倫子環境保全活動助成基金では、日本国内で実施される環境教育や、
地域の環境保全などの活動に対し、30万円を上限に、活動資金の一部を助成
しています。 ただいま、第2回募集を受け付けています。
詳しくは、ホームページで「募集要項」をご覧ください。
第2回募集 4月1日~5月15日(当日消印有効)
第3回募集 6月1日~8月15日(当日消印有効)
>>>http://www.jeas.or.jp/activ/prom_01_00.html
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ライフスタイルフォーラム2006 実行委員会募集中!
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今年で7回目を迎える「ライフスタイルフォーラム2006」では実行委員会の
参加団体を募集しています。
企画立案から実施まで、一緒にフォーラムを盛り上げていきませんか?
★月一回、ミーティングを行っています。初回はオブザーバーとしての
としての参加も可能です。(次回は5月10日)お気軽にお問合せください。
ライフスタイルフォーラム2006実行委員会事務局
E-mail:[email protected]
なお、今年度のフォーラムは、新宿御苑100周年イベントに合わせて、新宿御苑
のパビリオンを会場とする予定です。
主催:ライフスタイルフォーラム2006実行委員会、環境省
日程:2006年11月11日(土)、12日(日)
会場:新宿御苑(東京都新宿区)
「ライフスタイルフォーラム2006」
>>>http://www.lifestyle-forum.org/
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油汚染対策ガイドライン説明会
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環境省では、先に油汚染対策ガイドラインをとりまとめ、3月22日に地方公
共団体・関係団体に通知しました。そのフォローアップとして、ガイドラインの
普及定着を図るため、鉱油類を利用したり、使用したりしている幅広い分野
の事業者などの土地所有者に向けた説明会を、5月9日から全国7ブロックで
開催します
5月9日(火) 東京都(三田共用会議所)
5月16日(火) 大阪市(ドーンセンター)
5月17日(水) 岡山市(岡山コンベンションセンター)
5月23日(火) 名古屋市(ウィルあいち)
5月31日(水) 熊本市(熊本県民交流館パレア)
6月7日(水) 仙台市(戦災復興記念館)
6月16日(金) 札幌市(札幌コンベンションセンター)
>>>http://www.env.go.jp/council/10dojo/y100-20/mat03.pdf
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イベント案内・情報
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◆印・・ (財)日本環境協会 関連行事、情報
◇印・・ (財)日本環境協会 後援・協賛行事、情報
◆5月6日~5月31日 「アジア国際教育協力活動展」
「現代アジアの子どもたちが直面する現実-ICLCの各国の国際協力活動」
主催:アジアの子どもたちの国際教育協力活動展示・セミナー実行委員会
場所:地球環境パートナーシッププラザ 展示スペース(東京都渋谷区)
・会期中に連続セミナーが開催されます。
5月 6日(土)「ヒューマンリテラシー:人間の尊厳と識字教育」
5月12日(金)南インド・ダリット(最下層カースト)女性の文化活動と
コミュニティ開発
5月13日(土)パキスタン・カスールの六価クロム汚染と環境教育
5月19日(金)パキスタン及びミャンマーの刑務所・少年院内の子どもたち
とキラン図書館
5月20日(土)「心の絵地図」制作ワークショップ
5月24日(水)伝統と現代―アジアの人形劇文化の魅力
5月27日(土)インドの子どもの現実と共同平和絵本プロジェクト、劉宏軍の
音楽演奏:中国雲南省の音楽と正倉院収蔵の天平楽器・音楽の復元
5月30日(火)ICLCの今後の活動と展望、T.M.ホッフマンの音楽演奏:インド
現代音楽
http://www.geic.or.jp/geic/2006/service/display/exh2006_05.html
◆5月2日~5月31日 「今こそ、フェアトレードを!
-世界フェアトレード・デー2006」
主催:グローバル・ヴィレッジ
場所:地球環境パートナーシッププラザ ライブラリスペース(東京都渋谷区)
http://www.geic.or.jp/geic/2006/service/display/exh2006_05-02.html
◆5月10日 環境映画上映会
「懐かしい未来:ラダックから学ぶこと
/地域から始まる未来:グローバル経済を超えて」
主催:地球環境パートナーシッププラザ
場所:地球環境パートナーシッププラザ 展示スペース(東京都渋谷区)
http://www.geic.or.jp/geic/2006//0605_video.html
◇5月23日~26日 「2006NEW環境展」
主催:(株)日報アイ・ビー
会場:東京ビックサイト(東京都江東区)
http://www.nippo.co.jp/n-expo006/
◇5月24日~26日 「エコ・グリーンテック2006」
主催:エコ・グリーンテック実行委員会/環境緑化新聞
会場:東京ビックサイト(東京都江東区)
http://www.interaction.co.jp/event/egt/index.html
◆6月3日・4日「エコライフフェア」
主催:エコライフ・フェア2006実行委員会
会場:都立代々木公園(東京都渋谷区)
http://www.env.go.jp/guide/ecolife-fair/
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編集後記
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「わぁーきれい!」 先日、両親と一緒に桜の名所にいった時の第一声でした。
でもボソッと出た「あと何回見れるかな」という言葉に、驚きと毎年当然のように
訪れると思っていた光景が当然ではないと痛感しました。
毎日の生活の中でも、何気なく過ごしてきたことを見直していこうと思う
暖かい春の日のできごとでした。 (中田)
編┃集┃発┃行┃ 財団法人日本環境協会 中田・中川
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