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JEA &メールマガジン
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        JEA  メールマガジン 第26号
                            2007.11.1 発行 
                     URL  http://www.jeas.or.jp/
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こんにちは、(財)日本環境協会です。
当メールマガジンは、毎月1回発行します。ご愛読よろしくお願いします。
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 【目次】
★ 《トピックス》 身近に感じる気象の変化
 ☆季節を感じる身近な指標
  ・生物季節観測
  ・理科年表
  ・二十四節季
 ☆気候変動監視レポート
 ☆食材から気節を感じる! 「こどもエコクラブでは「あくしょん大作戦!」 
★第2期エコマーク中期計画を策定しました
★エコマーク新規商品類型等の提案を募集します
★『第2回我が家の「eco宣言☆」大募集!
★ライフスタイルフォーラム2007開催まぢか!
★「平成20年度版環境・循環型社会白書」表紙絵コンクール 募集中!
★バーゼル法等説明会の開催について
★当協会理事長交代のお知らせ  
★イベント案内・情報

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          《トピックス》 身近に感じる気象の変化
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 関東では、例年11月中旬を過ぎたころから紅葉のシーズンを迎えます。
黄金色の銀杏並木、燃え立つようなモミジに彩られた庭園、いろどりあふ
れるこの季節は、観光のシーズンでもあります。9月27日に気象庁発表に
よれば、都心部の紅葉の見ごろは11月末ごろになり、例年よりよりやや遅
い見込みだそうです。9月の月平均気温が平年をかなり上回ったことが原
因のようでがすが、これもまた、地球温暖化の影響なのでしょうか。
日々の生活の中のちょっとした観察で、気象の変化は感じられるものです。
今回は季節を感じる身近な指標をとりあげてみます。

>>> 関東地方の紅葉の見ごろ予想【気象庁】
http://www.jma.go.jp/jma/press/0709/27a/koyo2007.html

◆季節を感じる身近な指標
今年の桜の開花や、紅葉などは、昨年または10年前と比べどれくらい変化
があったでしょうか。身近な事象に注目してみることで、気象の変化を肌で
実感できると思います。季節を感じる身近な指標をご紹介します。

◇生物季節観測
気象庁では、生物の動向で季節の移り変わりを調べるため「生物季節観測」
を1953年から実施しています。ウメ・サクラの開花した日、カエデ・イチョウが
紅(黄)葉した日などの植物季節観測や、ウグイス・アブラゼミの鳴き声を初
めて聞いた日、ツバメ・ホタルを初めて見た日などの動物季節観測を行って
います。
例えば、近年、サクラの開花時期については、気象庁が1953年に生物季節
観測を開始して以来、2004年までの50年間で、サクラの開花日は全国平均
で約4.2日早まったと言われます。

>>>生物季節観測【気象庁】
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/index.html

また、この観測では、それぞれの気象官署のホームページで地域の観測の
データが公開されていますので、身近な地域の気象変化を手軽に知ることが
できます。

>>>全国の気象台・施設等機関【気象庁】
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/link/link1.html

なお、近年では、気温が上昇してもサクラの開花が早まらない地点が九州地
方で見られ、冬季の高温が開花日を狂わせているという研究者の指摘があり
ます。サクラには花芽が冬季の低温に一定期間さらされて休眠から覚めると
いう仕組み(休眠打破)があり、一定の低温期を経ないと花芽が生長できな
いためです。
今後、気温の上昇により、サクラが春の気温と関係なく開花するようになれば、
開花によって季節を感じることが難しくなったり、地域の催しの開催に影響を
与えることが懸念されます。

◇理科年表
1925年の創刊。国立天文台が編纂する科学の全分野を網羅するデータブッ
クです。暦部、天文部、気象部、物理/化学部、地学部、生物部、環境部、
附録で構成され、気象部には、日本及び世界の都市の過去30年間の気象
データの平均値や、過去20年間の植物の開花日や落葉日などが記載され
ています。

>>>理科年表オフィシャルサイト【国立天文台】
http://www.rikanenpyo.jp/

◇二十四節季(にじゅうしせっき)
現在の日本では「太陽暦」が使われていますが、1873年(明治6年)以前に
は、「太陽太陰暦」が使われていました。「太陽太陰暦」で、気節の目安
として設けられたのが「二十四節季」です。黄道(太陽の通り道)を24等
分して、それぞれに季節を表す呼び名がつけられています。もともと中国
の華北地方を目安としてつくられたため、日本の季節とは多少ずれが生じ
てしまいますが、「立春」や「夏至」などは、耳に馴染んだ名称です。
このメールマガジン発行日の11月1日は、旧暦では9月22日、「霜降(そう
こう:秋も終りとなり霜が降りるころ)」の季節にあたります。

>>>二十四節季こよみ(我が家の環境大臣「P-eco」
http://www.eco-family.go.jp/p-eco/column/24/007.html 

>>>理科年表オフィシャルサイト「暦部」【国立天文台】
http://www.rikanenpyo.jp/kaisetsu/koyomi/koyomi_014.html

◆気候変動監視レポート
気象庁では、世界気象機関(WMO)をはじめとする国内外の関係機関と協力
して実施した気候変動に関する観測・監視等のデータを「気候変動監視レポ
ート」にまとめ公表しています。世界及び日本の気候変動を中心に、気候変
動に影響を与える温室効果ガスやオゾン層等の状況について、毎年最新の
情報を公表しています。
身の回りの変化の底流である、地球全体やアジア地域等の気候がどのように
動いているか知りたくなったときに、役立ちます。

>>>気候変動監視レポート
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/monitor/index.html

◆食材から気節を感じる! 「こどもエコクラブでは「あくしょん大作戦!」 
「あくしょん大作戦!!」は、こどもエコクラブの子どもたちを中心に、クラブ
以外の家族や友達・近所の人などを誘って、クラブで決めたあくしょん
(環境活動)を一緒に実行するイベントです。
11月3日に、旬の食材を食べて、季節や食べものの大切さと地産地消を考
える「旬感!実感!大作戦!」を呼びかけています。ぜひご参加ください。

こどもエコクラブ あくしょん大作戦ページ
>>>http://www.env.go.jp/kids/ecoclub/member/all/ecoaction/index.html
環境省 報道発表資料
>>>http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8912

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       『第2回我が家の「eco宣言☆」大募集!
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我が家の環境大臣事業では、あなたの地球にやさしくなる宣言と、それにまつ
わるエピソードを募集します。(平成20年1月15日締切)
エコライフを楽しんで取り組んでいる人には環境大臣からの表彰がある他、
協賛企業等から素敵なプレゼントもあります!
インターネットからでも応募ができます。

>>>詳しくは
http://www.eco-family.go.jp/information/ecodeclare/』

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       第2期エコマーク中期計画を策定しました
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このたび、エコマーク事務局では、2007年4月から2012年3月までの5 年間を対
象とした「第2期エコマーク中期活動計画」を策定しました。これは、2007年3月ま
での第1 期計画の終了を受けて策定したものです。
第2 期計画では、「社会情勢の変化に対応したエコマーク改革」をテーマとして、
エコマーク事業が、持続可能な社会の構築に向けたドライビングフォース(原動力)
としての役割を的確に果たしていくため、諸般の改革を行いつつ、戦略的な商品
類型づくりやステークホルダーとのコミュニケーションを積極的に進めていくこ
ととしています。

>>>詳しくは
http://www.ecomark.jp/pdf/long.pdf)

エコマーク事務局では、本計画にもとづき、ステークホルダー(消費者・企業)
との連携を図りつつエコマーク事業を展開していく所存ですので、皆様方からの
ご支援・ご協力をお願い致します。

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       エコマーク新規商品類型の提案等を募集します
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エコマーク事務局では、社会情勢の変化に対応したエコマーク改革の一環として、
認定基準策定プロセスへのステークホルダーの参加強化に取り組んでいます。
このため、エコマークの対象として相応しい製品またはサービス分野の商品類
型の提案を、毎年度広く一般より募集し、これをもとに、次年度に新たにエコマ
ークの新規商品類型を選定していくこととしました。

この第一弾として、11月1日より、2008年度に新たにエコマーク認定基準の制定を
検討する商品類型(新たにエコマークの対象とする製品又はサービス分野)に関
するの提案を幅広く募集します。
消費者・事業者・第三者の個人または団体の方々からの積極的なご提案をお待
ちしております。

>>>詳しくは
http://www.ecomark.jp/boshu_1.pdf

また、エコマーク事務局では、まもなく有効期限を迎える商品類型(認定基準)の
見直しに関する意見募集と、エコマーク商品類型「靴(くつ)」に関する認定基準
策定に当たっての意見及びワーキンググループ委員候補者の募集を、11月1日
より行っていますので、こちらにつきましても積極的なご提案をお待ちしています。

>>>詳しくは、
http://www.ecomark.jp/boshu_2.pdf
http://www.ecomark.jp/boshu_3.pdf

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         ライフスタイルフォーラム2007開催まぢか!
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 11月3日~4日、新宿御苑で、「地球と共生するくらしかた」をテーマにライフス
タイルフォーラム2007を開催します。課題別フォーラム、特別フォーラムなど、
多彩なプログラムが用意されています。一部のプログラムについては事前登録
が必要です。

>>>詳しくは
http://www.lifestyle-forum.org/
 
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    「平成20年度版環境・循環型社会白書」表紙絵コンクール 募集中!
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 環境省では、平成20年版の環境・循環型社会白書の表紙を飾る作品を公募
しています。各部門の優秀作品には環境大臣賞が贈られ、最優秀作品は、環
境月間のポスターに採用されます。また、3月に表彰式が環境省内で行われ、
環境大臣から表彰状が授与されます。 多くのご応募お待ちしております。

絵のテーマ: 「環境にやさしい社会」
募集部門 : 小中学生の部、一般の部(高校生以上)
作品サイズ: 四つ切画用紙(542mm×382mm)縦長で使用
応募締切 : 平成20年1月31日(当日消印有効)
お問い合わせ:(財)日本環境協会内 環境白書表紙絵係

>>>募集要項
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8691

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           バーゼル法等説明会の開催について
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 環境省が経済産業省と共同で、全国10都市でバーゼル法等説明会を開催し
ます。説明会では、バーゼル条約、バーゼル法及び廃棄物処理法の概要説明
及び輸出入にあたって必要な手続きについて説明されます。参加費は無料です。

 11月5日(月)  福岡市  (申込締切10月26日)
 11月8日(木)  大阪市  (申込締切10月31日)
 11月9日(金)  神戸市  (申込締切10月31日)
 12月11日(火)   東京都 (申込締切12月4日)
 1月28日(月)    仙台市  (申込締切1月21日)

※ まだ日程は未定ですが、高松市で開催が予定されています。

>>>詳しいご案内とお申し込み
http://www.env.go.jp/recycle/yugai/basel.html

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            当協会理事長交代のお知らせ  
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 10月25日の当協会理事会にて、加藤陸美前理事長の辞任に伴う後任理事長
の選出が行われ、後任として10月26日より渡辺修理事長が就任いたしました。
よろしくお願いいたします。

>>>日本環境協会役員一覧
http://www.jeas.or.jp/prof/meibo.html
 
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                イベント案内・情報
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               ◆・・ (財)日本環境協会 関連行事、情報
               ◇・・ (財)日本環境協会 後援・協賛行事、情報


◆11月24日・12月22日「ストップおんだん館週末プログラム くるくる・つく~る」
主催:ストップおんだん館
会場:ストップおんだん館(東京都港区)
http://www.jccca.org/ondankan/event/saturday_nov_dec.html

◆11月28日「土壌汚染問題とリスクコミュニケーションin東京」
主催:(財)日本環境協会、環境省、(社)土壌環境センター
会場:四谷区民ホール(東京都新宿区)
http://www.jeas.or.jp/dojo/semi_h19_1.html

◇11月10日「第12回長野市環境こども会議」
主催:第12回長野市環境こども会議実行委員会
会場:長野市生涯学習センター(長野県長野市)

◇11月16日~18日「おおた環境・福祉展2007」
主催:大田区、(財)大田区産業振興協会
会場:大田区産業プラザPiO(東京都大田区)
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/katsudou/hiroa/kankyouhukusiten/index.html

◇11月18日「ジュネック アジア フォーラム2007」
主催:こども国連環境会議推進協会
会場:デジタルハリウッド大学 秋葉原(東京都千代田区)
http://www.junec.gr.jp/top.html

◇12月2日「こどもエコフェスタ2007」
主催:熊本県
会場:くまもと県民交流館パレア(熊本県熊本市)

◇12月8日・9日「京都環境フェスティバル2007」
主催:京都府、京都府地球温暖化防止活動推進センター、
    京と地球の共生府民会議、(財)自治総合センター
会場:京都府総合見本市会場(京都市伏見区)
http://www.pref.kyoto.jp/kankyofes/

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                     編集後記
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 この秋、我が家の食卓には頻繁にサンマが登場しています。今年は豊漁なの
か、美味しいサンマが安く手に入り嬉しい限りです。お刺身、煮付けいろいろ試し
てみましたが、やはりシンプルに塩をふって網焼きするのが一番ですね。
私は釣りをしますが、アジやサバは釣ったことはあっても、庶民派青魚の代表と
も言えるサンマは残念ながら釣りあげtら経験がありません。話に聞くところでは、
北のほうでは、釣ることができるということですので、いつかチャレンジして、一本
釣りの獲れたてを塩焼きでいただきたいものです。
                                          (中川)
                                                                   
編┃集┃発┃行┃ 財団法人日本環境協会 中川・三室
━┛━┛━┛━┛    〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-9 
                           ダヴィンチ神谷町2F
                         URL:http://www.jeas.or.jp/


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